メルマガ3月8日号を配信しました。
おはようございます!細田いさむです。
江東区議会は今年の第一回定例会が2月21日から行われており、平成29年度予算案が予算審査特別委員会で3月6日に可決しました。一般会計で1,996億円、特別会計と合わせると3,033億円の過去最大の予算です。
5日間の審議の中で、福祉、健康、子育て、教育、防災など安心・安全の実現へ様々な具体的な提案を江東区議会公明党は行いました。
私も「がんに関する相談支援の充実・相談窓口の整備」、開設4ヶ月足らずで訪問・見学・電話等1,800人にのぼる方が全国から相談を寄せる「NPO法人 マギーズ東京(江東区豊洲)」への支援と連携の実現を訴え(→区は連携を検討)、進めてきた高齢者の肺炎を予防していく健康維持の取り組みをただし(→前進)、また、当初から区に求めていた北砂不燃化特区内での防災公園の設置は、防火水槽・かまどベンチ・マンホールトイレ等も付いて整備されることになりました。そして不燃化の推進を、江東区内の他の木造住宅密集地域にも早期に展開し実現していくよう強く求めています。
さて、同時期に東京都議会でも定例会が開催中です。
都議会第一回定例会で注目すべきことは、本会議初日に異例の全会派一致で成立した議員報酬20%削減です。 年間で4億4千万円を都民に還元できます。あわせて、「政務活動費」「費用弁償」についても改革のメスをいれました。
「身を切る改革」条例案が定例会初日の本会議に成立したのは、公明党がぶれずに進めたからです。
公明党は、昨年秋の検討会で「身を切る改革」案を提唱する予定でしたが、他の会派から反発にあい提案すらできない状況に陥りました。公明党は、それならばと(成立する具体的なめどはたっていませんでしたが)独自の条例案を都議会に提出することを決め前進しました。
都議会公明党が真っ先に20%削減案を表明し注目を集めてから、ある党は25%削減だ、いや、うちの会派は30%削減など、根拠と覚悟のない数字を唐突にあげて、いたずらに削減額を競うようなパフォーマンスを繰り広げました。他の会派はバナナのたたき売りみたいですね。
私も都政改革推進プロジェクトチームに加えて頂きましたが、議員報酬の削減は自ら身を切る「覚悟」を示して、かつ議会で多数の賛同を得る必要があります。
結局、ぶれずに進めてきた20%削減の条例案を、反対をしていた会派も含む全会派が認めて2月22日の初日に可決、成立することができました。
まさに、東京改革は都議会公明党しかできないと痛感。さらなる改革に期待が高まっています。私は、党都政改革推進プロジェクトチームの事務局次長として今後も都政改革を推進していく決意です。ご期待に応えてまいります。